朝日を感じながら、目が覚める。
目の前に、私を見て微笑んでいる大切な恋人の姿。


「おはよう」
声をかけてくる。優しい眼差しと、微笑み。


「おはよう・・・。ロイ、いつから見てたの?」

少し眉を寄せて言う。
私の目がさめるまで、私の顔を眺めていたの?



私の責める言葉など構わないで、ロイがくすくす笑う。



「なかなか可愛い寝顔だった」
「また、そんな事言って・・・ほんとのこと言って」
「長いまつげだな、と思ってみてた」


もう・・・だから、この人はモテルわけね。
あきれたような私の顔を、飽きずに眺めていたロイが言う。



「もうひとつ、寝顔を見ながら考えてた」
「なあに?何を考えてたの?」


腕を回して身体を寄せてきたロイが、優しく私の唇を奪う。


「目を覚ましたら、おはようのキスをしよう、とね」



にっこり笑うロイの顔が、すぐ目の前にある。
窓から差し込む光が彼の端整な顔を明るく照らす。

なんて綺麗。



幸せな朝の始まり。幸せな一日を予感した。














初めての朝・・・まんまですね。いいです、幸せっぽいのが書きたかったのです。